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Windows 11 データ移行覚書

はじめに


2年以内には新規PCを買うと思うので。
Copilot+PC気になる。購入する頃には機能ももっと増えているんだろうか?
というかCPUの性能競争とインフレやばそう。もちろん価格も。

OSバージョン:Windows 11 Pro 23H2 (2024年9月現在)
・設定項目は気づいたら&気が向いたら更新
・フォルダの場所は人によりけりなので、コマンド設定例は丸々コピペは厳禁。
 何やっているかわからない場合は、行わないことを推奨。
・※のついている設定項目はオプション・公式非推奨の方法を使用(レジストリの設定変更などを実施)。実施する場合は自己責任で





引っ越し前の作業


移行元の使い慣れた環境を移行先でもすぐに使えたほうがよい。



メールのデータエクスポート【Tunderbird】


以下参照





既定フォルダの場所の変更


未実施の場合

①Dドライブに保管先にしたいフォルダを作成

②Cドライブの、場所を変更したいフォルダ(ドキュメント、ダウンロード、ピクチャなど)を右クリック→プロパティ→場所→移動→保管先にしたいフォルダを選択→適用(またはOK)

③すべてのファイルを新しい場所に移動しますか:はい





ユーザー辞書のエクスポート【Microsoft IME】


①以下の場所のファイルをコピーし、保管

%userprofile%\AppData\Roaming\Microsoft\IME\15.0\IMEJP\UserDict\imjp15cu.dic






Office設定のエクスポート


カスタムショートカット、リボンの設定など


①以下の場所のファイルをコピーし、保管
%userprofile%\AppData\Roaming\Microsoft\Templates\Normal.dotm





アプリのセットアップファイルを準備


OSの入ったものとは別にプログラム専用ドライブを作ってインストールすれば移行も楽なのかもしれないが、
インストール時にどこに何が設定されているのかわかんねーし不具合あったら怖いので毎回インストールし直す。
いちいち搔き集めるのが面倒なので、セットアップファイルやDL先のURLをフォルダにまとめておく。





OSインストール


別記事にてまとめる予定





初期セットアップ





ローカルアカウント作成


既定ではインターネット接続必須なため、エスケープする設定を実施し、インターネット接続なしで設定を行う


以下を参考


・利用規約は同意

・アカウント名とパスワード、パスワードを間違えたときの3つの質問の設定

・プライバシーの設定は、説明を理解できるところは自分で決める
 わからなければオフ(後に変更可)





マイクロソフトアカウント連携用アカウント作成(オプション)


①スタート→コンピューターの管理→ローカルグループとユーザー→ユーザー(右クリック)→新しいユーザー

 ・ユーザー名

 ・パスワード

  ・ユーザーは次回ログオン時にパスワードの変更が必要:オフ

  ・パスワードを無期限にする:オン

②ログアウト→作成した連携用アカウントでログイン→設定→アカウント→Microsoftにサインイン

 指示通り設定を進める






アプリのインストール






ドライブデータコピー






メールデータインポート



複数ある場合、一番日付の新しいものを選択






デスクトップ画面の設定


デスクトップで右クリック→個人用設定→背景→写真の選択[写真を参照]
 ・設定したい画像を選択
 ・下のデスクトップ画像に合うものを選択で適宜表示を変更





エクスプローラーの設定


クイックアクセスのピン止め


①よく使うフォルダを開く→(一つ上に戻って)フォルダを右クリック→「クイックアクセスにピン止め」

②不要なものは「クイックアクセスからピン止めを外す」または「クイックアクセスから削除」



起動時のフォルダの設定※


①レジストリエディターで以下を開く

HKEY_CURRENT_USER\SOFTWARE\Classes\CLSID\{52205fd8-5dfb-447d-801a-d0b52f2e83e1}\shell\OpenNewWindow\command

※ない場合は作成



②次を追加
@="Explorer \"C:\既定に設定したいフォルダパス\""
"DelegateExecute"=""


※設定をミスってエクスプローラーを開くとエラーが出る場合
・追加したキーを削除






タスクバーとスタートメニュー



アプリをタスクバーにピン止め


①アプリの一覧から詳細→タスクバーにピン止め



任意アプリをスタート画面に配置※


・アプリを選択→スタートにピン止め


スタートに配置できないアプリやファイルを配置


①配置したいもののショートカットを作成し、デスクトップなどに仮置き

②以下の場所に貼り付け
 "C:\ProgramData\Microsoft\Windows\Start Menu\Programs"




システムトレイアイコン


①タスクバーで右クリック→タスクバーの設定→その他のシステムトレイアイコン

・非表示のアイコンメニュー:適宜

・通知を確認したいアプリ:オン





アプリの設定


①スタート右クリック→設定→アプリ

既定のアプリ


①メールソフト(Thunderbird):別のアプリ(Outlook Newなど)が設定されていたら変更

②Adobe Acrobat:pdfが既定ではEdgeになっているので変更

③Google Chrome:インストール時に設定されるはずだが確認





アプリのスタートアップ設定



・スタートアップ:主に以下をオフ

 ・Microsoft Edge

 ・Microsoft OneDrive

 ・インストールしたアプリ関連



・逆に以下はオンになっているのを確認

 ・メール(Thunderbird)

 ・Windows Security notification




スタートアップにないアプリの追加※


①追加したいアプリのショートカットを作成(デスクトップなどに仮置き)

②以下の場所に移動
%userProfile%\AppData\Roaming\Microsoft\Windows\Start Menu\Programs\Startup

③作成したショートカットを上記フォルダに貼り付け





通知の設定


タスクバー右下の鈴マークを右クリック→通知設定



応答不可


応答不可:オフ

・応答不可を自動的にオンにする:オフ・適宜設定

 特に以下の項目を確認

 ・全画面モードでアプリを使用するとき

 ・ディスプレイを複製するとき





アプリやその他の送信者からの通知


Microsoft Storeや通知の提案など、通知を受け付けたくないものがあればオフ






電源設定


コントロールパネル→(右上の表示方法でカテゴリを選択)ハードウェアとサウンド→電源オプション

電源ボタンの動作の選択


 ①電源ボタンの動作の選択(左側)→現在利用可能ではない設定を変更します



・シャットダウン設定

 ①高速スタートアップを有効にする(推奨):オフ

 ②休止状態:オン





BitLocker確認


設定の確認


コントロールパネル→(右上の表示方法でカテゴリを選択)システムとセキュリティ→BitLockerドライブ暗号化

ドライブ名(C:)BitLockerが無効ですを確認






Windows Update


スタート右クリック→設定→Windows Update

設定


 詳細オプション

①その他のMicorosofr製品の更新プログラムを受け取る:オン

②最新の状態にしてください:オフ※



 アクティブ時間
 
 ①アクティブ時間を調整する:手動

 ②Windows Updateを実施されると困る時間(開始時刻、終了時刻)を設定

※重要なセキュリティ更新があるため、上記を設定しても可能であれば早めに再起動すること




Windows Update実施



①画面を一つ戻って「更新プログラムのチェック」

・必要に応じて再起動(指示があるはず)



②再起動後、再度「更新プログラムのチェック」を行う

・チェック後、「最新の状態です」と表示されたら終了





感想


面倒。
エクスポート用とインポート用batを作ってばーってできたら楽そう。

・タスクバーとスタートメニューピン止めはできなかったと思う。できるかもしれないが設定箇所が複数あって怠かった記憶。
→今後もまた変わりそう

・意外だが拡張子関連付けもできない。Win8だか10までだかはできたが、最近のはハッシュが生成されて、そいつと整合が取れない設定変更がされる(要はレジストリを直接いじる)とリセットされるようになったとか。
→GPO配布での設定は可能。しかし今度は手動変更ができなくなる。

・クイックアクセスのピン止めは調べたことなし

…Copilot+PCの設定とか、また改めなければならないのでは?