わたし

自分の写真
おのれの そうさくで うちゅうを しはいするのが ゆめでした

世界一長ーーーーーーーーーーーい実験

夏休みの課題の中で、特に存在感を放つ「自由研究」。
これが好きだった人も少数はいるかもしれないが、多くは苦しめられたことだろう。
かく言う私もその1人だった。ぶっちゃけ、やるより夏休み明けの他の人のポスターを見るほうが好きだった。

記憶では、ミョウバンを用いた結晶の作成実験と昆虫採集が多かったと思う。
ミョウバンは単純に綺麗だから写真映えするし、昆虫採集も工作並みに見栄えが良い(見栄えの話しかできない顔)。
あるいは、長期休暇であることを生かして生き物の観察日記をつける人もいた……気がする。

都会の夏休みは約1か月半ぐらいだろうか? 田舎はもう少し短いが、これぐらいあれば植物や動物の観察記録も、面白いものの1つや2つは見つかるだろう。


しかし、世の中にはさらに長い年月の観察を必要とするものが存在する。

それが、ピッチドロップ実験だ。

https://livestream.com/uq/events/5369913
上記はピッチドロップ実験のライブ映像

【謎の黒い物体の紹介】
粘度がめちゃくちゃ高い流体。
 ・固体に見えるが、実は水みたいに流れ落ちる。
 ・しかし粘度が高いので、動きがめちゃくちゃ遅い。
初めて滴が落ちるまでに10年かかった
 ・落ちる瞬間を誰も見ていない
 ・何なら初回以外も、自然落下する瞬間を見た者はいない


私も半年ぐらい前に知って、思い出したときにライブ映像を見に行くのだが、
何が変化しているのかまったくわからない。

一応、「2024年ぐらいに落ちそう」というコメントをネット上のどこかで見かけたが、
年の終盤に差し掛かりそうな現在も黒い膨らみは健在だ。


Wikipedia:ピッチドロップ実験
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%94%E3%83%83%E3%83%81%E3%83%89%E3%83%AD%E3%83%83%E3%83%97%E5%AE%9F%E9%A8%93